図面を反転すると、その中に作図されている文字列なども反転されてしまいます。
鏡に映ったような反転を制御するのはシステム変数[MIRRTEXT]で制御することができますが、表(線分・文字)が混在している場合、反転移動された位置で一斉に正の向きに戻すことは困難です。
そこで、表を作成する際にちょっとした工夫をしておきます。
★ [属性定義](ATTDEF)
[表](TABLE)コマンドではなく、線分等を使って表を作成する際に、書き込む文字列を[属性定義](ATTDEF)で記入します。
また、作成した表は[ブロック定義](BLOCK)します。
このブロックを図面内に配置すると、ブロック定義にも関わらず、表中の文字列の校正が可能になります。
★ 編集方法
1. 図面を反転して、逆さになってしまった表(ブロック定義)を[クイック選択](QSELECT)コマンドや[フィルタ選択](FILTER)コマンドを使って、まとめて選択します。
2. プロパティパレットを開き、ジオメトリの項目にある[尺度X、Y]、その他の項目にある[回転角度]を変更します。
3. 選択された表(ブロック定義)の向きが正の方向へ変更されます。
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